ターフはサーバホスティング、プライベートクラウドの構築から、業務分析、ユーザインターフェース設計、システム開発まで幅広く事業を担当しています。当然のことですが、特定の分野に限れば、我々よりも優れた提案力や技術力をもつ会社は山のようにあります。
我々は、それらスペシャリスト集団を束ねるジェネラリストでありたいと思っています。そのための「ワンストップサービス」なのです。
例えば「電子メールが送れなくなった」とします。パソコン本体、メールソフト、ネットワーク、メールサーバ、アンチウィスルソフト、インターネットプロバイダなど様々な原因が考えられます。「どこの会社に電話すれば良いのだろうか」と悩むことはありません。ターフがシステム障害の一次切り分け(問題点の調査)を行い、適切な対応や、適切な窓口へのご案内をします。
ターフでは、お客様のIT環境を「増築を無理に重ねた日本旅館」のような、つぎはぎだらけのシステムにしたくないと考えます。それは一時的にIT関連会社の利益にはなっても、お客様の利益には繋がらないと思うからです。
様々なシステム会社や商社には得意分野があります。それぞれが部分最適の提案をしていたら、全体として、いつか機能不全に陥る可能性が否定できません。
部分最適を目指していたらICTへの投資はいつか破綻します。ITのジェネラリスト集団として、全体最適を目指して行動します。
私たちは、お客様の目線に立ち、既存システムとの連携や保守などを考慮し、自社への利益誘導を行うことなく、ご提案を辞退させて頂くことも辞さずに全体最適を目指したシステム提案をさせて頂きます。
ITジェネラリストに求められるものは、「マネージメント力」です。ジェネラリストである限り、各分野のスペシャリストと協業していくことになります。ターフでは、教科書どおりのマネージメントではなく、「広く浅く、時には深く」技術基盤を持った上で、スペシャリストと向き合います。
ジェネラリストであるマネージャやディレクターだからといって、技術力が不要な訳ではないのです。お客様のご要望を正確にスペシャリストへ伝えるためにも、スペシャリストからの疑問点や懸案をお客様にご理解いただくためにも。
その上で、お客様に対して専門用語で誤魔化すようなことなく、進捗報告、懸案事項のご相談、制限事項の存在など、分かりやすく正確なご報告をするよう心がけています。
近年、OSSコミュニティの発展は目覚ましいものがあります。Linuxなどのオペレーティングシステムから、WordpressのようなブログシステムやCMS、EC-CUBEのようなネットショップシステムをはじめとして、データベースシステム、経理システムや、HA(高可用性)システムまでがオープンソースだけで構築できるようになっています。
私たちは開発コストを低減し、お客様に不要なご負担を頂くことのないよう、オープンソースソフトウェアを多用します。
OSSは時に、「購入のコストがかからない」「システムが構築しやすい」といった開発会社側の理由で選択され、ご提案されることがあります。
しかし、OSSを利用してコストを削減したとしても低品質であったり、かゆい所に手の届かないシステムでは、お客様のご要望を満たすことはできません。私たちは、豊富な導入実績を元に、またジェネラリストとしてのメリットを生かして最適なOSSをご提案、カスタマイズいたします。